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喘息症状 解熱鎮痛薬の選び方

新型コロナウイルスのワクチン接種時の備えとして、
解熱鎮痛剤を購入された方も多いのではないでしょうか。
今後、3回目のワクチン摂取が進められる予定ですが、
喘息持ちの方は、服用する解熱鎮痛薬に注意が必要です。

ご存じの方も多いかもしれませんが、
解熱鎮痛薬の内服によって喘息発作が誘発されることがあります。
アスピリンに代表される非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)
あるいは解熱鎮痛薬によって、発作が引き起こされる喘息です。
アスピリン喘息とも呼ばれ、成人喘息の約10%を占めると言われています。
アスピリン喘息では、内服後30分以内に喘息発作が出現します。
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■アスピリン喘息の主な症状
・鼻水・鼻づまり
・咳
・呼吸時ヒューヒュー、ゼェゼェと音を伴う
・呼吸困難
短時間で症状がすすみ、意識朦朧や顔面の紅潮、吐き気や腹痛、下痢を伴うこともあります。

■発作を誘発する解熱鎮痛薬
NSAIDs(酸性非ステロイド性抗炎症薬)
アスピリン(市販薬:バファリンA、バイエルアスピリンなど)
ロキソニン(市販薬:ロキソニンSなど)
ボルタレン(市販薬:ボルタレンEXテープなど)
イブプロフェン(市販薬:イブなど)
エテンザミド(市販薬:ノーシン、新セデスなど)

■安全と言われている解熱鎮痛剤
アセトアミノフェン(市販薬:タイレノール、ラックル)

アスピリン喘息のうち、約50%は非ステロイド性抗炎症薬が原因で喘息症状が発症していることに気づいていないと言われています。
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解熱鎮痛剤服用後に、
「息苦しい」「呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼー鳴る」などの症状に気づいた場合は、
すみやかに医療機関へ受診してください。
NSAIDsの過敏体質は、原則的に一生続くとされています。
そのため、喘息の症状がよくなっていても、注意が必要です。
アスピリン喘息の可能性がある場合は、
医師への相談をし、医師の指示に従ってください。