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チョコレートの効能を薬剤師が解説いたします!

2月に入ると、バレンタインデーに向けて沢山のョコレート商品を目にするようになりますね。もうご存知の方も多いかもしれませんが、チョコレートは美味しいだけではなく体にも良いことが分かってきています。

バレンタインのチョコレートは自分へのご褒美用の方も、健康が気になるあの人へあげたい方も一度効果をおさらいしてみてはいかがでしょうか。

そもそもチョコレートとは

カカオ種子を発酵、焙煎し砕いてできるカカオマスにカカオバター(ココアバター)や糖分、乳成分、香料などを加えたものです。よく見るカカオ〇〇%とはカカオマスの%とカカオバターの%を足したものです。

チョコレートの有効成分は?

カカオマスの有効成分

カカオマスポリフェノール

カカオに含まれる苦み、色素の元となる植物成分です。ポリフェノールを含む食べ物は他にもありますが、100gあたりのポリフェノール量はそれぞれダークチョコレート840㎎、リンゴ220㎎、赤ワイン180㎎、コーヒー90㎎と、チョコレートは特にポリフェノールを多く含んでいます。

カカオプロテイン

カカオに含まれる難消化性のタンパク質です。

テオブロミン

カカオ豆以外にはほとんど含まれていない苦み成分です。

カカオバターの有効成分

オレイン酸

一価不飽和脂肪酸です。

チョコレートの嬉しい効果

毎日綺麗でいたい方に嬉しい効果

便通改善

カカオプロテインは小腸で消化吸収されず大腸まで届き、便のもととなり便のかさを増します。便のかさが増すと腸粘膜が刺激され排便が促されます。また腸内細菌のエサにもなるため成長作用をもたらすとも言われています。

美容

カカオポリフェノールは活性酸素の働きをを抑える抗酸化作用をもちます。この抗酸化作用により肌荒れや角質の水分低下が抑えられると考えられています。

リラックス

テオブロミンは脳内物質であるセロトニンを増加させリラックス感を与えると考えられています。

冷え性改善

テオブロミンはカフェインと同様の機序で毛細血管を拡張し冷え性を改善すると考えられています。ちなみに脳の興奮作用はカフェインよりかなり弱いと言われています。

仕事や勉強を頑張る方に嬉しい効果

脳活性化

カカオポリフェノールは脳の血流量や、記憶や学習などの認知機能に深く関連していると言われているタンパク質BNDF(脳由来神経栄養因子)を増加させ認知機能を活性化すると考えられています。

健康が気になる方に嬉しい効果

血圧低下

カカオポリフェノールは血中に取り込まれ血管壁の炎症を軽減することで、血管壁の炎症による血管狭窄(血管が狭まること)を抑え血圧を低下させると考えられています。 またオレイン酸は、血中のLDLコレステロールを下げる効果があります。

動脈硬化

カカオポリフェノールは抗酸化作用によりLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぎます。他にも血液の流動性を高める(サラサラにする)、血管をしなやかにする、HDL(善玉)コレステロールを増やすなどの効果が期待され、動脈硬化を防ぐと考えられています。

ホワイトチョコレートには少し注意?

チョコレートには様々な種類ありますが、下の4つは代表的なものではないでしょうか。

チョコレートの種類

スイートチョコレート=カカオマス+カカオバター+糖分
ミルクチョコレート=カカオマス+カカオバター+糖分+乳成分
ホワイトチョコレート=カカオバター+糖分+乳成分
ダークチョコレート=カカオマス40%以上のチョコレート

ここで特に注目して欲しいのがホワイトチョコレートにはカカオマスが含まれていない点です。これまで紹介してきた嬉しい効果は、オレイン酸によるものを除くと全てカカオマスに含まれる成分によるものです。そのため効果を期待して食べる場合には、ホワイトチョコレートではないチョコレート、カカオマスが沢山ふくまれるダークチョコレートを選ぶのがオススメです。

最後に

今回はバレンタインデーにちなみチョコレートの効能を解説させていただきました。チョコレートを選ぶ時に少しでもお役に立てれば幸いです。

参考:https://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/

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