テレワーク中のエコノミー症候群にご注意ください
日本全国で取り組んでいる
#STAYHOME
東京は通勤ラッシュもなくなり
電車に乗る人の数が日に日に減っています。
家で仕事をしている方がたくさんいると思いますが
職場と違い、仕事をする環境が整っていない方も多いはずです。
長時間、同じ体勢で過ごしていませんか?
飛行機に長時間乗っているとなりやすいと言われるエコノミー症候群ですが
テレワーク中に同じような症状が出る危険性があります。
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エコノミー症候群(静脈血栓塞栓症)
長時間椅子に座ったままの状態が続き、足の血液の流れが悪くなると、
静脈の中に血液の塊(静脈血栓)ができることがあります。
歩行などをきっかけに、この静脈血栓が足の血管から
血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまうことを
エコノミークラス症候群といいます。
■初期症状
呼吸困難 73%
胸痛 53%
不安感 31%
冷汗 31%
失神 27%
動悸 26%
発熱 15%
咳嗽 13%
血痰 6%
(JASPER[肺血栓症研究会]2000)
■こんな人は要注意
静脈血栓の形成には、3つの要因があります。
1、血液の凝固亢進(血液が固まりやすい状態)
2、静脈の血液滞留(血液の流れが良くない状態)
3、静脈の内皮障害(血管に傷がついている状態)
下記の方はリスクが高いので注意が必要です
・高齢者
・肥満のある人
・妊婦
・ホルモン補充療法中の人、経口避妊薬を飲んでいる人
・最近大きな手術を受けた人
・がんのある人
■予防法
・十分な水分補給をする
・利尿作用があるカフェインを含む飲み物を飲みすぎない
・1~2時間に1回は席を立ち軽く体を動かす
・足をかるくマッサージする
・締め付けの強い服装は避ける
いったん起こると怖い病気のため、日頃の予防が大切です。