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いつまでも澄んだ瞳に!コンタクトとアイメイクの関係性

瞳をくっきり大きくみせるコンタクトレンズやカラーレンズなど
目元のおしゃれのおしゃれに
コンタクトレンズが欠かせなくなりました。

気軽に使用できる反面、目のトラブルも後を絶ちません。
コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類され
使用方法を誤ると大きな健康被害を起こす可能性があります。

マスクで顔が半分隠れることが多い今、目元に重点をおいたメイクをしていませんか?
今回は、コンタクトレンズ使用中のアイメイクで気を付けていただきたい点をまとめました。

■マイボーム腺をふさぐインサイドライン

上下のまつ毛の内側には、マイボーム腺という目を乾燥から守るための
脂質分泌腺があります。上まぶたに約25個、下まぶたに約20個あり目の表面が乾かないように
重要な役割を果たしています。

まつ毛の内側をアイシャドウやアイラインで埋めることにより、このマイボーム腺が塞がり
ドライアイを引き起こすと言われています。

■コンタクトレンズが曇る、すぐに汚れてしまう

①コンタクトレンズに触る前、石けんを使って、きちんと手を洗っていない。
②まつ毛の内側にアイラインやアイシャドウを塗っている。
③まつ毛の根元まできっちりとマスカラを塗っている。
④お化粧が終わってからコンタクトレンズを付けている。

最近、コンタクトが汚れやすいという方で上記の質問に1つでもあてはまった方は
化粧品の成分がコンタクトレンズの曇りや汚れの原因になっている可能性があります。

■コンタクトレンズをしたままクレンジング

コンタクトレンズをしていないと、化粧がきちんと落とせたか判断がつかないという方や
旅行先でコンタクレンズを外すことが出来なかったなど
コンタクトレンズの使用者の半数以上が、レンズをつけたままクレンジングの経験があるかもしれません。

クレンジングが目に入った場合、レンズを汚してしまうことや
一部のソフトコンタクトレンズではクレンジングオイルでレンズの変形が生じたケースもあるようです。

コンタクトレンズを外してからのクレンジングが基本ですが、
どうしても無理な場合はコットンや綿棒にアイメイク専用リムーバーをしみこませ
目の中に入らないように丁寧に化粧を落としましょう。

目元は非常に繊細な器官です。
コンタクトレンズは便利な反面、慣れてくると扱いが雑になることもあります。
使い方を誤ると、角膜潰瘍といった失明につながるような重大な病気を引き起こすこともありますので
定期的な受診を忘れずに、眼科専門医の診察を受けた上で処方してもらいましょう。

(参考資料)公益社団法人 日本眼科医会ホームページ