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感染拡大・・・新型肺炎ウイルスの特徴&予防策!

新型肺炎が中国を中心に広がりを見せており、世界規模での「緊急事態」となっています。
各国で感染コントロール対策をおこなっていますが、個人個人の予防も大変重要です。
感染しない、広めないためにも、最新の報道を確認し自衛に努めてください。

※この記事は2/4(火)作成のものです。今後の報道に注目し、より有効な対策をとるようにしましょう
連日の報道通り、新型肺炎が恐ろしいスピードで
感染拡大し、世界各地で感染者・死者が確認されています。

2/3時点で、中国での新型肺炎の感染者は2万人、
死者数は400人を超えたとの発表がありました。
WHOからはすでに「緊急事態」との宣言も飛び出しています。

発生源と思われる武漢が封鎖され、
各国で渡航制限が行われるなど、火急の様相を呈しています。

感染制御に向け様々な対策が取られていますが、
個人レベルでの日々の対策も大変重要です。

そこで、現在分かっている新型肺炎対策をまとめました。

●新型肺炎の特徴

新型肺炎の原因は、すでにご存じ通り変異した新型コロナウイルスです。
球形で、直径は100nm(ナノメートル)と非常に小さく、
エンベロープという外膜に包まれています。

コロナウイルスは風邪の原因としても知られ、4種の型が確認されています。
また、2002年に大流行したSARSも
コウモリ由来のコロナウイルスと考えられています。
「新型」というのは、今までのコロナウイルスと遺伝子構造が異なるためです。

感染経路は、現在のことろ飛沫感染と接触感染と考えられ、
空気感染の可能性は少ないと言われています。
咳や痰、鼻水などを介するものだけでなく、
感染者のふん便なども感染源となります。

こういったものに触れたのち、手で口や鼻に触れることで
感染し、また感染を広げてしまいます。

現在情報が錯綜していますが、毒性は弱いと言われる
一方で、持病のない若い世代でも死者が出るなど、
変異による強毒化が懸念されています。

感染力に関しては、当初の見立てよりも強くなっているようです。
症状が出ていない潜伏期間でも感染するとの見方が強く、
早めに受診では感染が分からないという例もあり、
大規模なパンデミックが起こる可能性もあります。

●感染予防対策

現在のところ有効なお薬や、ワクチンはありません。
そのため、予防が大変重要となります。

・手洗い
感染予防にこまめな手洗いが推奨されています。
外出はもちろん、人が集まる場所に行った後や、
お手洗いの後、お料理や食事前など、いつもより意識して手を洗いましょう。

その際、さっと洗うだけではなく、指先や指の間、
手首回りなど30秒以上かけ、まんべんなく泡が行き渡るように。
また、タオルは共用のものではなく、使い捨ての紙タオルなどを用意が望ましいです。

・アルコール消毒
コロナウイルスはエンベロープを持つウイルス
でアルコール消毒が有効です。

しっかりとワンプッシュ、全体的に広げるように使用してください。
ただし、水気や汚れがついていては効果が薄れますので、
ご注意ください。

・マスク
WHOなどの報告によると、残念ながらマスクによる
風邪などの感染症予防効果は確認できていません。

ウイルスは非常に小さいため、網目やわずかな隙間より容易に侵入します。
しかしながら、口や鼻に触れなくなることや、
口周りに湿気を保つという観点からの予防効果は期待できます。
何より、くしゃみなどによる感染を広げない意味でのマスクの着用は大変重要です。
ただし、使い捨てのものはその日のみの使用としましょう。

・うがい
うがいは口腔内を清潔にし、感染症予防にも有効です。
しかし、ウイルス等が接触してから感染するまで
15分程度と言われており、帰宅後の1回だけではあまり有効とは言えません。
ウイルスなどを洗い流す意味では
こまめな水分補給でも代用できるので、心がけてみてください。

・人混みが多いところを避ける
単純ですが、大変効果的と言えます。
不要な外出を避けるようにしましょう

・体調管理
ウイルスに触れたとしても、免疫により除去されれば感染に至りません。
睡眠時間の確保や、バランスよく3食食べるなど
いつも以上に気を付けましょう。


今後も最新の報道をチェックし、自分や家族の身を守るため、
予防を徹底していきましょう。