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新年会の前に・・・気を付けたい恐怖の痛風

お正月休みも終わり、これから新年会を
迎える方も多いと思います。
忘年会→お正月→新年会と、お酒や美味しい食事を楽しむ機会が続きますね。
体重なども心配ですが、特にお酒が続くと 気を付けたいのは「痛風」。
その名の通り「風が吹いても痛い」 と言われる痛風ですが、原因には
「高尿酸血症」(血清尿酸値7.0mg/dL以上)があります。

尿酸は、DNAやATP(エネルギーの源)の構成成分であるプリン体の
代謝により産生されます。

この尿酸の値が高い状態が続くと、関節などで結晶化し
激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こしてしまいます。
典型的な症状としては、足親指の付け根が
赤く腫れて、動かせないほどの 強烈な痛みを伴います。
その他、足首や足の甲、膝、 さらには手首などにもでることがあります。

また、それだけでなく動脈硬化との関連が指摘され、
心・脳血管疾患のリスク因子となります。
以前は、痛風の方はプリン体を含む 食品を避けるようにと強く言われていました。

しかし、尿酸の量は食品からの摂取が2~3割であるのに対し、
体の中で作られるのは7~8割ということがわかってきました。

これは、プリン体はお肉などにも含まれるため、慢性的な食べ過ぎ・飲みすぎ により過剰摂取が続くと、尿酸が蓄積してしまうためです。
現在ではプリン体を含む食品(レバーや白子、あん肝など)の制限よりも、
カロリーコントロール・禁酒の方が重要であると言われています。
特に、アルコールは尿酸血を上げる作用と尿中への尿酸排泄を妨げる作用があり、
痛風発作の直接的なリスクとなります。
また、おつまみにはプリン体を多く含む食品が多いため、重ねて危険です。
痛風発作が起こった場合、とにかく安静にして症状が治まるのを待つしかありません。
発作が起こった際は、下記を心掛けてください。

・患部を高い位置に保ち、冷やす
・バファリンなどのアセチルサリチル酸
(アスピリン)を含む痛み止めは避ける
・禁酒
・早めに医師の診察を受ける
最後に、予防のためのポイントをご紹介。

・バランスの良い食生活を
・キノコ類、海藻類を積極的に
(尿アルカリ化により尿酸排泄↑)
・1日2L以上のお水を
・激しい運動は避け、ジョギングなどで体を動かす

日々の生活を気を付けることで、 痛風は予防できる病気でもあります。
発作は体からのサインと考え、 見直すきっかけととらえましょう