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『糖の吸収を抑える!』ダイエットにおすすめの成分とは!?

             

ダイエットのために糖質を控えたいけどご飯、麺類パン、スイーツ、など糖質が多いものほど美味しくて我慢できない、、そんなお悩みの方におすすめなのが糖質の吸収抑制が期待される成分です。              

今回はその中でも「ギムネマ、白いんげん、桑の葉、緑茶、サラシア」について解説していきます!

糖質とは?

             

糖質と炭水化物、この2つは同じ意味で使われることが多いですが、やや定義が異なっています。まず炭水化物とは炭素と水素の化合物でエネルギー産生栄養素のひとつです。炭水化物のうち体内で消化可能でエネルギー源になるものを「糖質」、ならないものを「食物繊維」と呼びます。糖質はさらに「多糖類」「少糖類(オリゴ糖/二糖類)」「単糖類」に分けられます。

  
  • 多糖類:でんぷん(アミロース/アミロペクチン)、デキストリンなど
  • オリゴ糖:フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖など
  • 二糖類:マルトース、ラクトース、スクロースなど
  •              
  • 単糖類:グルコース、ガラクトース、フルクトースなど
 

糖質はどのように吸収されるのか?

             

食べ物に含まれる糖質は口から食道、胃を通りながら分解され、最終的に小腸で単糖類に分解されます。糖質の分解は以下の酵素が担っています。

        

口、すい臓から分泌

    
  • アミラーゼ:多糖類を二糖類に分解する
        

口、すい臓から分泌

    
  • グルコシダーゼ:マルトース(二糖類)をグルコース(単糖類)に分解する
  • ラクターゼ:ラクトース(二糖類)をグルコース(単糖類)とガラクトース(単糖類)に分解する
  •              
  • スクラーゼ:スクロース(二糖類)をグルコース(単糖類)とフルクトース(単糖類)に分解する
             

腸粘膜上皮細胞表面からの酵素により分解された単糖類は、腸管から小腸上皮細胞内に輸送され、さらに小腸上皮細胞内から血液中へと主に2つのトランスポーターによって運ばれます。これらトランスポーター単糖類のみを選択的に運びます。血液中の糖質はエネルギー源となり余った分が脂肪として蓄えられます。

糖質の吸収抑制が期待される成分

国内の特定保健用食品、機能性表示食品に含まれる成分を解説していきます。

        

特定保健用食品に含まれる成分

 

サラシア:ネオコタラノール

             

『糖の吸収をおだやかにし食後の血糖値の上昇を緩やかにする』              

実験からサラシアに含まれるネオコタラノールはα-グルコシダーゼの活性をを阻害することが確認されています。

        

機能性表示食品に含まれる成分

ギムネマ:ギムネマ酸

             

『糖の吸収をおだやかにし食後の血糖値の上昇を緩やかにする』              

ギムネマに含まれるギムネマ酸が小腸上皮細胞において単糖類トランスポーターを阻害する作用を持ち血糖値に影響を与える、とヒトや動物に対する実験から報告されています。

白いんげん豆:ファセオラミン

             

『食事の糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を抑える』              

実験から白いんげん豆に含まれるファセオラミンがα-アミラーゼの活性を阻害し糖質吸収を抑制する作用が確認されています。

桑の葉:イミノシュガー

             

『『食事の糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を抑える』              

実験から桑の葉由来の成分、イミノシュガーがα-グルコシダーゼと結合しその働きを阻害し糖質の分解及び吸収を抑制する、と報告されています。

緑茶:エピガロカテキンガレート

             

『食事の糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を緩やかにする』              

実験から緑茶に含まれるなエピガロカテキンガレートはα-アミラーゼやα-グルコシダーゼの活性を阻害することで糖質吸収を抑制する作用が確認されています。

◇まとめ

             

食事で摂った糖質は、単糖類まで分解されトランスポーターで血液中に輸送されます。糖質の分解や輸送の過程を阻害することで血液中に吸収されるのを防ぐ効果が期待されます。              

ダイエットと食事の楽しみ、両立できると嬉しいですね。※もちろんダイエットにはバランスに良い食事が1番です!