タダラフィル20mg(Teva Pharmaceutical Industries Ltd.)は、イスラエルに本社を置くTeva Pharmaceutical Industries Ltd.で製造されたED治療薬です。
国内で処方されている先発薬のシアリスと同じ有効成分「タダラフィル」を20mg配合した錠剤です。
▼有効成分タダラフィルの薬効薬理
有効成分タダラフィルは、勃起の維持を阻害する酵素PDE5(5型ホスホジエステラーゼ )を抑える働きがあります。
PDE5を阻害すると、陰茎海綿体の平滑筋を弛緩し、血管が拡張します。
この血管拡張作用で、性的な刺激を受けた際に、陰茎海綿体への血流が増え、勃起が促進されます。
▼有効成分タダラフィルの効果持続時間
有効成分タダラフィルは服用後最大36時間まで勃起不全に対する効果が認められており、例えば金曜日の夜に服用すれば日曜日の昼頃まで作用が期待できます(※作用時間には個人差があります)。
また、食事の影響を受けにくいため、性行為前などのタイミングを気にせずに服用できます。服用後は1時間程度で効果が現れます。
※服用に際しては、勃起不全及びその基礎疾患の診断のため、既往歴の調査や諸検査を行い、客観的な診断に基づき臨床上治療が必要とされる方に限定してください。
※本剤は催淫剤又は性欲増進剤ではございません。
※発送時期によっては、パッケージが異なる場合がございます。
性行為の約1時間前に服用してください。1回10mgが推奨用量です。
初めて服用する方はピルカッターを使い、ご自身に合った用量を服用してください。
有効成分タダラフィルについて、10mgの服用で十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全の方は、20mgに増量することができます。
軽度又は中等度の肝障害のある方は、1回10mgを超えないでください。なお、いずれの場合も 1 ⽇の投与は 1 回とし、投与間隔は 24 時間以上としてください。
中等度の腎障害のある方は5mg から開始し、最⾼⽤量は 10mg を超えないでください。5mgを服用する際は間隔は 24 時間以上とし、10mg を服用する場合には間隔を 48 時間以上としてください。
重度の腎障害のある方は 5mg を超えて服用しないでください。
勃起不全
満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない方
タダラフィルを投与された患者において報告された副作用は、以下のとおりです。
〇1%以上
潮紅、消化不良、背部痛、筋痛、四肢痛、頭痛、鼻詰まり
〇0.2~1%未満
動悸、ほてり、霧視、眼の充血、眼の異常感、上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、口内乾燥、胃炎、嘔吐、下痢、腹痛、胃(胸部)不快感、肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇を含む)、関節痛、筋痙攣(筋収縮)、筋骨格痛、めまい、睡眠障害、鼻炎、副鼻腔うっ血、疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感
〇0.2%未満
血管拡張、心拍数増加、腹痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧、耳鳴り、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎、眼瞼腫脹、便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害、ALP上昇、腎機能障害、尿酸値上昇、筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛、錯感覚、傾眠、不安、片頭痛、排尿困難、勃起増強、意図しない勃起、呼吸困難、喀血、紅斑、多汗、爪囲炎、熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇
〇頻度不明
心筋梗塞、心臓突然死、失神、起立性低血圧、色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動脈閉塞、中心性漿液性脈絡網膜症、食道炎、脳卒中、感覚鈍麻、持続勃起症、勃起の延長、鼻出血、咽頭炎、そう痒症
〇頻度不明(重大な副作用)
過敏症(発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、スティーブンス・ジョンソン症候群等)があらわれることがあります。
【重い副作用】
以下のような症状が出た場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・持続勃起症(プリアピズム)
4時間以上の長時間の勃起(6時間以上の痛みを伴う勃起)持続勃起症がすぐに治療されない場合、陰茎組織の損傷と効力の永久的な喪失を生じる可能性があります。
・視力異常
青くみえる、黄色くみえる、かすむ、まぶしい、キラキラした光が見えるなど視覚異常があらわれることがあります。
「青いめがねをしているよう」「青と緑の区別がつかない」といった異常な見え方がするようです。
・硝酸薬との併用による急激な血圧低下
・全身発赤、顔や口・喉や舌の腫れ、咳き込む、ゼーゼー息苦しい、水ぶくれ、膿、皮がむける、皮膚の痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、発熱
タダラフィル
【以下の方は服用しないでください】
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者
・可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者
・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
・不安定狭心症のある患者又は性交中に狭心症を発現したことのある患者
・コントロール不良の不整脈、 低血圧(血圧<90/50mmHg)又はコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100 mmHg)のある患者
・心筋梗塞の既往歴が最近3ヵ月以内にある患者
・脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
・重度の肝障害のある患者
・網膜色素変性症患者[網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる。]
【次に該当する方は、服用前に医療機関へご相談ください】
・ 陰茎の構造上欠陥(屈曲、陰茎の線維化、Peyronie病等)のある患者
性行為が困難であり痛みを伴うおそれがある。
・持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)のある患者
・PDE5阻害剤又は他の勃起不全治療剤を投与中の患者
併用使用の経験がない。
・出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者
in vitro試験でニトロプルシドナトリウム(NO供与剤)の血小板凝集抑制作用を増強することが認められている。出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者に対する安全性は確立していない。
・重度勃起不全患者
勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意をはらうこと。心血管系イベントの危険因子を有する割合が高いと考えられる。
・コントロールが十分でない高血圧患者
本剤の血管拡張作用により血圧下降を生じる可能性があるので注意すること。
・高齢者
一般に生理機能が低下している。
【併用禁忌】
・硝酸剤及びNO供与剤
ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等
・sGC刺激剤
リオシグアト(アデムパス)
【併用注意】
・CYP3A4阻害剤
ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テラプレビル、グレープフルーツジュース等
・HIVプロテアーゼ阻害剤
リトナビル、インジナビル、サキナビル、ダルナビル等
・CYP3A4誘導剤
リファンピシン、フェニトイン、フェノバ ルビタール等
・α遮断剤
ドキサゾシン、テラゾシン等
・降圧剤
アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタン等
・カルペリチド
・ベルイシグアト
【使用期限】
通常、6ヶ月以上期限のある商品をお手配しています。
商品の到着時に6ヶ月以内に使用期限をむかえる商品が到着した場合は、到着後7日以内にご連絡ください。
(販売時に短い使用期限である旨が明記されている場合を除きます。)
※ご注意ください
お届け先は「ご自宅を住所」のみ承っております。お届け先がお勤め先・事業所の場合、個人使用と認められずお荷物が税関で止められることがございます。詳しくは「こちら」からご確認ください。